正答5
解説
正解は5です。
放射線の単位と、健康影響の分類(確定的影響と確率的影響、早発障害と晩発障害)を問う問題です。
確定的影響はしきい線量を超えると発生し、確率的影響はしきい線量がないと考えられています。
【選択肢別解説】
1:× 人体が吸収するエネルギー量を示す単位はグレイ(Gy)です。
シーベルト(Sv)は、放射線の種類や臓器の感受性を考慮した健康影響の大きさを示す単位です。
2:× ベクレル(Bq)は、放射性物質が1秒間に崩壊する数(放射能の強さ)を示す単位です。
健康影響の大きさを示すのはシーベルトです。
3:× 白血病は確定的影響ではなく、確率的影響に分類されます。
確率的影響には、がん・白血病と遺伝性影響が含まれます。
4:× 遺伝性の障害は、被ばくした人の子孫に現れる確率的影響です。
被ばく後短時間で起こる早発障害ではありません。
5:○ 白内障は、被ばく後数か月から数年以上たってから発生する晩発障害です。
しきい線量があるため、確定的影響にも分類されます。
【ポイント】
早発障害には急性放射線症候群・脱毛・皮膚紅斑などがあります。
晩発障害には白内障・がん・白血病などがあり、白内障だけが確定的影響である点がよく問われます。