正答2
解説
正解は2です。
生物心理社会モデルは、1977年にエンゲルが提唱した健康・疾病のとらえ方です。
病気を生物学的要因だけでなく、心理的要因と社会的要因を含めて総合的に理解します。
【選択肢別解説】
1:× 生物心理社会モデルは、生物医学モデルを批判して後から提唱された新しい考え方です。
生物医学モデルの方が古い考え方です。
2:○ このモデルでは、家族・職場・経済状況などの社会的要因も疾病に関わると考えます。
そのため、治療やケアに社会的要因への働きかけを取り込むことができます。
3:× 対人関係によるストレスは心理的・社会的要因であり、このモデルに含まれます。
4:× アルマ・アタ宣言(1978年)はプライマリヘルスケアを提唱した宣言です。
生物心理社会モデルはエンゲルが提唱したもので、この宣言の中で提唱されたものではありません。
5:× 疾病を単一の要因で説明するのは、特定病因論に基づく生物医学モデルの特徴です。
生物心理社会モデルは多要因で説明します。
【ポイント】
生物医学モデルは「病気の原因は身体の異常」とする考え方です。
生物心理社会モデルは生物・心理・社会の3側面から人を全体的にとらえる点が対比されます。