正答5
解説
正解は5です。
骨粗鬆症、骨軟化症、変形性関節症、サルコペニア、ロコモティブシンドロームの診断や分類を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 脆弱性骨折がない場合の原発性骨粗鬆症の診断基準は、骨密度が若年成人平均値(YAM)の70%以下(または−2.5 SD以下)です。
80%未満が基準になるのは、椎体・大腿骨近位部以外の脆弱性骨折がある場合です。
2:× 骨軟化症は、ビタミンD欠乏などで骨の石灰化が障害される病気です。
血清カルシウム値やリン値は低下することが多く、アルカリホスファターゼは上昇します。
3:× 変形性関節症の早期治療は、手術療法ではなく保存療法が基本です。
運動療法、減量、薬物療法などを行います。
4:× 栄養不良に伴うサルコペニアは、二次性サルコペニアです。
一次性サルコペニアは、加齢以外に明らかな原因がないものをいいます。
5:○ ロコモティブシンドロームの判定には、立ち上がりテスト、2ステップテスト、ロコモ25が用いられます。
2ステップテストは、最大2歩幅を身長で割って評価します。
【ポイント】
二次性サルコペニアの原因には、活動量の低下、疾患、栄養不良があります。
骨粗鬆症は骨量の減少、骨軟化症は石灰化の障害と病態を区別します。