脳梗塞の入院患者。
ワルファリンによる薬物治療が開始となり、併せて栄養食事指導を行うことになった。
薬物との相互作用の観点から注意すべき食品として、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5です。
ワルファリンは、ビタミンKが関わる血液凝固因子の合成を妨げて、血液を固まりにくくする抗凝固薬です。
ビタミンKを多く含む食品をとると薬の効果が弱まるため、それらの食品に注意が必要です。
【選択肢別解説】
1:× みかんはビタミンKをほとんど含まず、ワルファリンの効果に影響しません。
注意すべき食品ではありません。
2:× カリフラワーは淡色野菜で、ビタミンKの含有量は多くありません。
通常の量で食べる分には、ワルファリンとの相互作用で問題になることはありません。
3:× 牛乳はビタミンKの供給源ではなく、ワルファリンの効果に影響しません。
注意すべき食品ではありません。
4:× コーヒーはワルファリンの作用に大きな影響を与えません。
相互作用の観点から特に注意すべき食品ではありません。
5:○ 青汁はケールなどの緑葉野菜を原料とし、ビタミンKを多く含みます。
ワルファリンの効果を弱めるおそれがあるので、注意すべき食品として適当です。
【ポイント】
ワルファリン服用中に注意する代表的な食品は、納豆・クロレラ・青汁です。
納豆は納豆菌が腸内でビタミンKを産生するため、少量でも影響が大きくなります。