正解は2です。
図は、1960年を100としたときの栄養素等摂取量の推移を示しています。
2019年の値は、a が約250、b が約160、c が約90、d が約60です。
【図の読み取り】
a は1960年から1970年代に急増し、2019年には約2.5倍になっています。
これは戦後の食生活の欧米化で大きく増えた脂質に当たります。
b は1995年頃まで増加して約1.8倍となり、その後やや減って約1.6倍です。
これは肉・乳類の摂取増加とともに増えた動物性たんぱく質に当たります。
c は1970年頃に少し増えた後、ゆるやかに減少して100をやや下回っています。
これは長期的にゆるやかに減っているエネルギーに当たります。
d は一貫して減少し、約60まで低下しています。
これは米の摂取量の減少とともに大きく減った炭水化物に当たります。
【選択肢別解説】
1:× a を脂質、b を動物性たんぱく質とするのは正しいです。
しかし c は約1割減のエネルギー、d は約4割減の炭水化物であり、c と d が逆です。
2:○ a 脂質、b 動物性たんぱく質、c エネルギー、d 炭水化物の組合せは、図の推移と一致します。
したがって最も適当です。
3:× エネルギーは長期的にゆるやかに減少しており、最も大きく増えた a には当たりません。
a は脂質です。
4:× 動物性たんぱく質の増加は約1.6倍で、脂質の約2.5倍より小さいです。
a と b が逆になっています。
5:× a と b が逆であり、さらに c と d も逆になっています。
炭水化物は最も大きく減った d です。
【ポイント】
戦後の日本人の食事では、脂質と動物性たんぱく質が増え、炭水化物が大きく減りました。
エネルギー摂取量は1970年代以降ゆるやかに減少しています。