正答5
解説
正解は5です。
疾病の自然史は、感受性期・発症前期・臨床的疾患期・回復期(障害期)の順に進みます。
一次予防は感受性期、二次予防は発症前期、三次予防は臨床的疾患期以降に対応します。
【選択肢別解説】
1:× 一次予防が行われるのは、発症前期ではなく感受性期です。
発症前期に行うのは早期発見・早期治療である二次予防です。
2:× がん患者への就労支援は、一次予防ではなく三次予防です。
発症後の社会復帰を支える取り組みだからです。
3:× 二次予防が行われるのは、感受性期ではなく発症前期です。
無症状のうちに病気を見つける検診などが該当します。
4:× 予防接種は、二次予防ではなく一次予防(特異的予防)の例です。
発症そのものを防ぐことを目的としています。
5:○ 腎不全患者への人工透析は、三次予防の例です。
発症後に失われた腎機能を代替し、悪化や合併症を防いで生活を維持するためです。
【ポイント】
一次予防は「かからないようにする」、二次予防は「早く見つける」、三次予防は「悪化を防ぎ社会復帰を支える」と整理します。
健康増進・予防接種は一次、検診は二次、リハビリテーション・透析は三次が典型例です。