正答3
解説
正解は3です。
ヘモグロビンの構造と働き、造血ホルモン、凝固・線溶系についての問題です。
【選択肢別解説】
1:× ヒトのヘモグロビンは、二量体ではなく四量体です。
α鎖2本とβ鎖2本の計4本のグロビンからなります。
2:× ヘモグロビンと酸素の親和性は、一酸化炭素より高いのではなく低いです。
一酸化炭素は酸素の200倍以上強くヘモグロビンと結びつくため、一酸化炭素中毒が起こります。
3:○ 還元ヘモグロビン濃度が上昇すると、チアノーゼが出現します。
酸素と結合していないヘモグロビンは暗赤色で、毛細血管中で5 g/dL以上になると皮膚や唇が青紫色に見えるためです。
4:× エリスロポエチンは、白血球ではなく赤血球の産生と成熟を促します。
主に腎臓で作られるホルモンです。
5:× プラスミンは、凝固因子ではなく線溶系の酵素です。
血栓のフィブリンを分解して溶かします。
【ポイント】
腎不全ではエリスロポエチンが不足して腎性貧血が起こります。
重い貧血ではヘモグロビン自体が少ないため、チアノーゼが出にくくなります。