25歳、男性、バスケットボール選手。
身長 170 cm、体重 70 kg、BMI 24.2 kg/m2。
筋肉量の増加を目的に、通常の練習に加え筋力トレーニングを行っている。
エネルギー目標量を 3,200 kcal/日に設定した。
1日当たりのたんぱく質摂取量(g)として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
筋肉量の増加を目指すアスリートのたんぱく質の必要量を、体重当たりの量とエネルギー比率の両面から考える問題です。
筋力トレーニングを行うアスリートのたんぱく質摂取量は、体重1 kg当たり1.6〜2.0 g/日程度が目安とされます。
【計算】
体重当たりで考えると:70 kg×1.6〜2.0 g/kg=112〜140 g/日
120 gの体重当たりの量:120 g÷70 kg≒1.7 g/kg
120 gのエネルギー比率:120 g×4 kcal/g=480 kcal
480 kcal÷3,200 kcal×100=15%
【選択肢別解説】
1:× 70 g/日は、体重1 kg当たり1.0 g/日です。
一般成人に近い量で、筋肉量の増加を目指すアスリートには不足します。
2:○ 120 g/日は、体重1 kg当たり約1.7 g/日で、エネルギー比率も15%です。
筋肉量の増加に必要な量を満たし、過剰にもならない適切な量です。
3:× 180 g/日は、体重1 kg当たり約2.6 g/日です。
必要量を超えており、それ以上増やしても筋肉の合成は高まりません。
4:× 240 g/日は、体重1 kg当たり約3.4 g/日で、エネルギー比率も30%です。
過剰であり、腎臓への負担や炭水化物の不足につながります。
【ポイント】
たんぱく質は量を増やすだけでなく、毎食に分けて摂ることと、練習後の早い時間に糖質と一緒に摂ることが筋肉の合成に役立ちます。
エネルギーが不足すると、たんぱく質がエネルギー源として使われてしまうため、十分なエネルギーの確保も大切です。