正答1
解説
正解は1です。
セリエの汎(全身)適応症候群では、ストレスに対する体の反応を、警告反応期・抵抗期・疲はい期の3段階に分けます。
警告反応期は、さらにショック相と反ショック相に分かれます。
【選択肢別解説】
1:○ 警告反応期のショック相では、血圧が低下します。
ストレスを受けた直後で、体が一時的に抵抗力を失い、体温や血糖値も低下します。
2:× 警告反応期の反ショック相では、血糖値は低下するのではなく上昇します。
副腎からアドレナリンやコルチゾールが分泌され、体が防御態勢に入るためです。
3:× 抵抗期では、基礎代謝は低下するのではなく亢進します。
ストレスに適応するため、ホルモンの分泌が続き、エネルギー代謝が高まった状態が保たれるためです。
4:× 疲はい期では、副腎皮質の機能は亢進するのではなく低下します。
ストレスが長く続き、適応する力が尽きた状態だからです。
5:× 疲はい期では、体温は上昇するのではなく低下します。
抵抗力が失われ、ショック相と似た状態になります。
【ポイント】
ストレスへの反応の中心は、視床下部・下垂体・副腎皮質系(コルチゾール)と交感神経・副腎髄質系(アドレナリン)です。
ストレス時は、エネルギー代謝の亢進とたんぱく質の異化が進むため、エネルギーとたんぱく質の補給が重要です。