女性の健康週間に、アルコールに起因する健康問題とその予防に関する情報を、一般成人向けのウェブサイトで発信することになった。
発信する情報と、関連するヘルスビリーフモデルの「認知」の組合せである。
最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答1
解説
正解は1です。
ヘルスビリーフモデル(健康信念モデル)では、行動変容の要因として、罹患性・重大性の認知(脅威の認知)、利益・障害の認知、自己効力感を挙げます。
発信する情報が、どの認知を高めたり変えたりするものかを考えます。
【選択肢別解説】
1:○ 「男性よりも少ない飲酒量で健康問題が生じる事実」は、罹患性の認知に関わる情報です。
女性が「自分も健康問題を起こしやすい」と感じるきっかけになるからです。
2:× 「飲酒以外のストレス発散方法」は、重大性の認知ではなく、障害の認知に関わる情報です。
「お酒をやめるとストレスを発散できない」という妨げを減らす情報だからです。
3:× 「おいしいノンアルコール飲料の種類」は、利益の認知ではなく、障害の認知に関わる情報です。
「節酒すると楽しみがなくなる」という妨げを減らす情報だからです。
4:× 「節酒で体調が改善した女性の体験談」は、障害の認知ではなく、利益の認知に関わる情報です。
節酒すると良いことがあると感じさせる情報だからです。
5:× 「生活習慣病のリスクを高める飲酒量を超えた場合の健康問題」は、自己効力感ではなく、重大性の認知に関わる情報です。
その病気になると深刻な結果になると知らせる情報だからです。
【ポイント】
罹患性は「自分がかかりそうだ」、重大性は「かかると大変だ」という認知で、2つで脅威の認知になります。
利益の認知が障害の認知を上回ると、行動を起こしやすくなります。