「趣味のスイーツ食べ歩きと SNS 発信は、フォロワーのためにもやめられない。」と話す、高度肥満の女性タレントである。
体重が増え続けていることを気にして、栄養カウンセリングを受けることにした。
計画的行動理論における、主観的規範を高める声かけとして、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
計画的行動理論では、行動意図を決める要因として、行動への態度、主観的規範、行動のコントロール感(知覚された行動制御感)の3つを挙げます。
主観的規範は、自分にとって大切な人が行動を期待していると感じ、それに応えたいと思う気持ちです。
【選択肢別解説】
1:× 「やめよう、と思ったことはありませんか」は、主観的規範ではなく、本人の考えや行動意図を確かめる声かけです。
2:× 「回数を減らしてみませんか」は、主観的規範ではなく、行動のコントロール感を高める声かけです。
実行しやすい目標にすることで、「自分にもできそうだ」と感じやすくなります。
3:○ 「健康状態を心配する、フォロワーからのコメントはありませんか」は、主観的規範を高める声かけです。
本人にとって大切なフォロワーが健康を気にかけていることに気づかせ、その期待に応えたい気持ちを引き出すためです。
4:× 「ヘルシーなスイーツを紹介してフォロワー獲得につなげませんか」は、主観的規範ではなく、行動への態度に働きかける声かけです。
行動を変えると良い結果が得られるという期待を高める内容です。
【ポイント】
この事例では、本人がフォロワーを大切に思っていることが、主観的規範を活用する手がかりになります。
態度は「行動の結果をどう評価するか」、主観的規範は「周りの期待をどう感じるか」、コントロール感は「自分にできるか」と整理します。