正答4
解説
正解は4です。
湿球黒球温度(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症予防のための温熱指標です。
気温だけでなく、湿度と輻射熱を加味して算出します。
【選択肢別解説】
1:× 湿球黒球温度は、熱輻射そのものではありません。
湿度・輻射熱・気温の3つを取り入れた総合的な温熱指標です。
2:× 算出式で最も係数が大きいのは湿球温度です。
屋外では湿球温度0.7、黒球温度0.2、乾球温度0.1の係数を乗じて合計します。
3:× 屋外の値は、屋内の値から何かを減じて求めるのではありません。
屋外は「0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度」、屋内は「0.7×湿球温度+0.3×黒球温度」で算出します。
4:○ 日本スポーツ協会の熱中症予防運動指針では、WBGT 31℃以上を「運動は原則中止」としています。
特に子どもの場合には運動を中止すべき段階とされています。
5:× 21~25℃は「注意」の段階で、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給するよう示されています。
「適宜」水分・塩分を補給するとされているのは、21℃未満の「ほぼ安全」の段階です。
【ポイント】
WBGTは湿球温度の影響が最も大きく、湿度が高いと値が上がります。
運動指針の区分は「21未満:ほぼ安全」「21~25:注意」「25~28:警戒」「28~31:厳重警戒」「31以上:運動は原則中止」です。