正答3
解説
正解は3です。
日本肥満学会の肥満症診療ガイドライン2022では、肥満(BMI 25以上)に加えて、減量で改善する11の健康障害のいずれかを持つものを肥満症と診断します。
【選択肢別解説】
1:× 脳出血は、肥満症の診断基準の健康障害に含まれません。
含まれるのは「脳梗塞・一過性脳虚血発作」です。
2:× 胆石症は肥満と関連する疾患ですが、診断基準の11の健康障害には含まれません。
診断には含めない「肥満に関連する健康障害」として扱われています。
3:○ 冠動脈疾患は、肥満症の診断基準に含まれる健康障害です。
減量によって危険因子が改善し、発症の予防が期待できます。
4:× COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、肥満症の診断基準に含まれません。
呼吸器で含まれるのは、閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群です。
5:× 閉塞性動脈硬化症は、肥満症の診断基準の健康障害に含まれません。
動脈硬化性疾患として含まれるのは冠動脈疾患と脳梗塞です。
【ポイント】
11の健康障害は、耐糖能障害、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症・痛風、冠動脈疾患、脳梗塞・一過性脳虚血発作、非アルコール性脂肪性肝疾患、月経異常・女性不妊、閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群、運動器疾患、肥満関連腎臓病です。