正答3
解説
正解は3です。
重症熱傷では、受傷直後の干潮期(ショック期)の後、数日目から代謝が著しく亢進する流相期に入ります。
受傷後3日目は、炎症反応と異化が強まっていく時期です。
【選択肢別解説】
1:× 流相期に入ると基礎代謝は低下ではなく亢進し、エネルギー消費量が大きく増えます。
2:× ストレスホルモン(カテコールアミン、コルチゾールなど)の分泌増加とインスリン抵抗性により、血糖値は上昇しやすくなります。
3:○ 受傷後数日にかけて炎症性サイトカインが増加し、全身の炎症反応と代謝亢進を引き起こします。
4:× 重症熱傷では、腸管粘膜の萎縮や感染症を防ぐため、受傷後早期(24〜48時間以内)からの経腸栄養が推奨されます。
禁忌ではありません。
5:× 熱傷創から大量の水分が失われるため、輸液量は多く必要です。
10 mL/kg/日では著しく不足します。
【ポイント】
熱傷は「受傷直後は代謝低下(干潮期)、その後は代謝亢進(流相期)」の2相で考えます。
早期経腸栄養が推奨される点も頻出です。