正答3
解説
正解は3です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、気流が慢性的に制限される病気です。
呼吸に多くのエネルギーを使うため、体重減少や栄養障害を起こしやすいのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 肺でのガス交換が障害されるため、動脈血酸素分圧は上昇ではなく低下します。
2:× 気道の閉塞により息を速く吐き出せないため、1秒率は低下します。
1秒率70%未満が診断基準の一つです。
3:○ 呼吸筋の仕事量が増えるため、安静時エネルギー消費量は予測値の1.2〜1.4倍程度に増加します。
4:× 呼吸筋を含む筋たんぱくの維持のため、たんぱく質は制限せず十分に補給します。
5:× リンはエネルギー代謝(ATP)に必要で、不足すると呼吸筋の働きが低下します。
制限せず十分にとります。
【ポイント】
COPDは「エネルギー消費量増大」と「体重減少」が特徴で、高エネルギー・高たんぱく質食が基本です。
二酸化炭素の産生を抑えるため、脂質を活用する考え方もあります。