TCP/IPネットワークにおいて,二つのLANセグメントを,ルータを経由して接続する。
ルータの各ポート及び各端末のIPアドレスを図のとおりに設定し,サブネットマスクを全ネットワーク共通で255.255.255.128とする。
ルータの各ポートのアドレス設定は正しいとした場合,IPアドレスの設定を正しく行っている端末の組合せはどれか。
(図:ルータのポートが172.16.0.1と172.16.1.5。172.16.0.1側のセグメントにA(172.16.0.10)とB(172.16.0.130)、172.16.1.5側のセグメントにC(172.16.1.140)とD(172.16.1.20)が接続)
正答2
解説
正解は2です。
サブネットマスク255.255.255.128は、第4オクテットの最上位1ビットまでがネットワーク部であることを表します。
第4オクテットが0〜127のアドレスと128〜255のアドレスは、別のネットワークになります。
【計算】
ルータのポート172.16.0.1が属するネットワーク:172.16.0.0〜172.16.0.127
端末A(172.16.0.10):第4オクテット10は0〜127の範囲なので、同じネットワークです。
端末B(172.16.0.130):第4オクテット130は128〜255の範囲なので、別のネットワークです。
ルータのポート172.16.1.5が属するネットワーク:172.16.1.0〜172.16.1.127
端末C(172.16.1.140):第4オクテット140は128〜255の範囲なので、別のネットワークです。
端末D(172.16.1.20):第4オクテット20は0〜127の範囲なので、同じネットワークです。
【選択肢別解説】
1:× 端末Aは正しく設定されていますが、端末Bは接続先のルータポートと異なるネットワークのアドレスです。
2:○ 端末Aと端末Dは、それぞれ接続しているルータポートと同じネットワークのアドレスが設定されています。
3:× 端末Bと端末Cは、どちらも第4オクテットが128以上で、接続先のルータポートと異なるネットワークです。
4:× 端末Dは正しく設定されていますが、端末Cは接続先のルータポートと異なるネットワークのアドレスです。
【ポイント】
同じLANセグメントの端末は、ルータのポートと同じネットワークアドレスを持つ必要があります。
マスク.128(/25)では、第4オクテットが128を境に2つのネットワークに分かれます。