MTBFが21万時間の磁気ディスク装置がある。
この装置100台から成る磁気ディスクシステムを1週間に140時間運転したとすると,平均何週間に1回の割合で故障を起こすか。
ここで,磁気ディスクシステムは,信頼性を上げるための冗長構成は採っていないものとする。
正答2
解説
正解は2です。
この問題は、複数の装置から成る冗長性のないシステムのMTBF(Mean Time Between Failures:平均故障間隔)を求められるかを問うています。
冗長構成がないので、100台のうち1台でも故障すればシステムの故障になります。
故障率は台数に比例して増えるので、システムのMTBFは1台のMTBFを台数で割った値になります。
【計算】
1台の故障率=1÷210,000(回/時間)です。
100台の故障率=100÷210,000=1÷2,100(回/時間)です。
システムのMTBF=2,100時間です。
1週間の運転時間は140時間なので、2,100÷140=15週間です。
【選択肢別解説】
1:× 13週間は、1週間を24時間×7日=168時間として計算した値(2,100÷168≒12.5)です。
問題では1週間に140時間運転するとしているので、140時間で割ります。
2:○ システムのMTBFは2,100時間で、週140時間の運転なら15週間に1回故障します。
3:× 105は、計算の途中で台数や運転時間の扱いを誤った値です。
2,100時間÷140時間で求めると、15週間になります。
4:× 300は、システムのMTBF2,100時間を7で割った値です。
1週間の日数ではなく、運転時間の140時間で割る必要があります。
【ポイント】
直列構成(冗長なし)では、各装置の故障率を足し合わせたものがシステムの故障率になります。
同じ装置がn台なら、システムのMTBFは1台のMTBFのn分の1です。