正答1
解説
正解は1です。
この問題は、データのバックアップの運用上の留意点を問うています。
バックアップは、障害が起きたときに確実にデータを復旧できるよう、業務への影響も考えて計画します。
【選択肢別解説】
1:○ バックアップ処理は、ディスクやCPUなどの資源を多く使います。
業務処理と重なるとレスポンスが悪化するおそれがあるので、重ならない時間帯に行うよう計画するのが適切です。
2:× バックアップデータを元データと同じ記憶媒体に置くと、その媒体が故障したときに両方とも失われます。
バックアップは、元データとは別の媒体に保存しなければなりません。
3:× 差分バックアップは、前回のフルバックアップ以降に変わったデータだけを保存するので、バックアップの時間を短くできます。
しかし復旧では、フルバックアップと差分バックアップの両方を戻す必要があります。
復旧時間が最も短いのは、フルバックアップから戻す場合です。
4:× 長期保存の媒体を選ぶときに重視するのは、媒体の寿命や保管の費用、容量です。
ランダムアクセスの可否は関係なく、順番にしか読めない磁気テープも長期保存によく使われます。
【ポイント】
フルバックアップは「取得に時間が掛かるが復旧が速い」、差分・増分バックアップは「取得が速いが復旧に手間が掛かる」と対比して覚えます。
バックアップの保存先を元データと分けることも基本です。