本社と工場との間を専用線で接続してデータを伝送するシステムがある。
このシステムでは2,000バイト/件の伝票データを2件ずつまとめ,それに400バイトのヘッダ情報を付加して送っている。
伝票データは,1時間に平均100,000件発生している。
回線速度を1Mビット/秒としたとき,回線利用率はおよそ何%か。
正答3
解説
正解は3です。
回線利用率は、実際に送るデータ量(ビット/秒)を回線速度で割った割合です。
伝票2件を1回にまとめ、400バイトのヘッダを付けて送るので、1回の送信量を求めてから1秒当たりの量に直します。
【計算】
1回の送信量=2,000バイト×2件+400バイト=4,400バイトです。
1時間の送信回数=100,000件÷2件=50,000回です。
1時間の送信量=4,400バイト×50,000回=220,000,000バイトです。
1秒当たり=220,000,000バイト÷3,600秒=約61,111バイト/秒です。
ビットに直すと、61,111×8=約488,889ビット/秒です。
回線利用率=488,889÷1,000,000=約0.49で、約49%です。
【選択肢別解説】
1:× 6.1%は、バイトをビットに換算していない値です。
1バイトは8ビットなので8倍します。
2:× 44%は、ヘッダ情報400バイトを含めずに計算した値です。
3:○ ヘッダを含めた送信量をビットに換算して回線速度で割ると、約49%になります。
4:× 53%は、ヘッダを伝票1件ごとに付けたとして計算した値です。
本問ではヘッダは2件に一つです。
【ポイント】
回線利用率の問題では、ヘッダなどの付加情報、バイトとビットの換算、時間の単位の統一を必ず確認します。