正答2
解説
正解は2です。
技術のSカーブは、技術の進歩(性能の向上)を時間や投入した努力の量に対して描いた曲線です。
形がS字になることから、この名前で呼ばれます。
【選択肢別解説】
1:× 技術の普及過程と度数分布曲線を結び付けた説明は、技術のSカーブではありません。
技術のSカーブが表すのは、普及率ではなく技術の進歩の度合いです。
2:○ 技術のSカーブは、初めは進歩が緩やかで、やがて急激に進歩し、成熟すると再び緩やかに停滞する過程を示します。
停滞期に入った技術は、新しい技術に置き換わることが多くなります。
3:× 時間の経過とともに変わる認知度や期待の推移を示すのは、ハイプ・サイクルです。
技術の進歩そのものを示すSカーブとは異なります。
4:× 累積生産量が増えるほど単位コストが下がる関係を示すのは、経験曲線です。
技術のSカーブの説明ではありません。
【ポイント】
Sカーブが頭打ちになったとき、別の技術による新しいSカーブに乗り換えることが、技術戦略の重要な判断になります。
経験曲線、ハイプ・サイクルとの違いを整理しておきましょう。