正答2
解説
正解は2です。
生体認証では、本人なのに拒否してしまう誤りと、他人を受け入れてしまう誤りの2つが問題になります。
前者の割合を本人拒否率(FRR:False Rejection Rate)、後者を他人受入率(FAR:False Acceptance Rate)といいます。
この2つはトレードオフの関係にあるため、双方を勘案して装置を調整します。
【選択肢別解説】
1:× ディジタル証明書を第三者機関に発行してもらうのは、PKI(Public Key Infrastructure:公開鍵基盤)による認証の説明です。
生体認証の導入で考慮する点ではありません。
2:○ 判定を厳しくすると他人受入率は下がりますが、本人拒否率は上がります。
そのため、両方の確率を勘案して調整します。
3:× マルウェア定義ファイルの更新は、ウイルス対策ソフトに関することです。
本人拒否率とは関係がありません。
4:× 推測されにくさと覚えやすさのバランスは、パスワードなど知識による認証で考慮する点です。
【ポイント】
高いセキュリティが必要な場所では他人受入率を低く、利便性を重視する場合は本人拒否率を低く設定します。
生体認証には、指紋・静脈・顔・虹彩などの身体的特徴と、筆跡などの行動的特徴を使うものがあります。