ある装置の5か月間における各月の稼働時間と修理時間は表のとおりである。
この装置のMTBF,MTTR及び稼働率の組合せとして,適切なものはどれか。
ここで,稼働率は小数第3位を四捨五入した値とする。
月|稼働時間|修理時間|故障回数/1|100|1|1/2|200|1|1/3|200|2|1/4|100|2|1/5|200|2|1
正答3
解説
正解は3です。
MTBF(Mean Time Between Failures:平均故障間隔)は、故障から次の故障までの平均稼働時間です。
MTTR(Mean Time To Repair:平均修理時間)は、1回の故障の修理にかかる平均時間です。
稼働率は、MTBF÷(MTBF+MTTR)で求めます。
【計算】
稼働時間の合計は、100+200+200+100+200=800時間です。
修理時間の合計は、1+1+2+2+2=8時間です。
故障回数の合計は、5回です。
MTBFは、800÷5=160.0時間です。
MTTRは、8÷5=1.6時間です。
稼働率は、160÷(160+1.6)=160÷161.6=0.990…です。
小数第3位を四捨五入すると、0.99です。
【選択肢別解説】
1:× MTBFとMTTRの値が入れ替わっています。
MTBFは稼働時間の平均なので160.0、MTTRは修理時間の平均なので1.6です。
2:× MTBFを8.0とするのは、修理時間の合計を使った誤りです。
稼働率0.95も計算と合いません。
3:○ MTBFが160.0、MTTRが1.6、稼働率が0.99で、計算結果と一致します。
4:× MTTRを8.0とするのは、修理時間の合計を故障回数で割っていない誤りです。
稼働率0.95も計算と合いません。
【ポイント】
MTBFは稼働時間の合計÷故障回数、MTTRは修理時間の合計÷故障回数で求めます。
稼働率は「動いている時間の割合」なので、稼働時間の合計÷(稼働時間+修理時間)でも同じ値になります。