正答3
解説
正解は3です。
刑法の電子計算機使用詐欺罪(第246条の2)が適用される行為を選ぶ問題です。
この罪は、人ではなくコンピュータに虚偽の情報や不正な指令を与え、財産上の不法な利益を得る行為を罰します。
【選択肢別解説】
1:× ねずみ講方式の取引は、無限連鎖講の防止に関する法律で禁止されている行為です。
コンピュータに虚偽の情報を与えて利益を得る行為ではありません。
2:× 誤認させる商品カタログで粗悪な商品を売るのは、人をだます行為です。
人を欺いて財産を得る場合は、通常の詐欺罪などの問題になります。
3:○ 銀行のシステムに虚偽の情報を与えて不正に振込や送金をさせる行為です。
コンピュータに虚偽の情報を与えて財産上の不法な利益を得ているので、電子計算機使用詐欺罪に当たります。
4:× Webページを不正に書き換えて企業の信用を傷つける行為は、財産上の利益を得るものではありません。
信用毀損罪や電子計算機損壊等業務妨害罪などの問題になります。
【ポイント】
人をだますのが詐欺罪、コンピュータに虚偽の情報を与えるのが電子計算機使用詐欺罪と区別します。
不正アクセス自体は、不正アクセス禁止法でも処罰されます。