正答4
解説
正解は4です。
アローダイアグラム(PERT図)から、プロジェクトの最短日数を求める問題です。
図では、開始から作業A(3日)のあと、作業F(14日)、作業B(6日)、作業E(5日)に分かれます。
Eの後はダミー作業でBの終点と合流し、そこから作業G(11日)、作業C(8日)、作業H(15日)に分かれます。
Gの後はダミー作業でDの開始点に合流し、Fの終点とCの終点も同じ点に合流します。
その点から作業D(6日)、Dの終点でHと合流し、最後に作業I(5日)で終了します。
【計算】
各結合点の最早結合点時刻を、合流点では最大値をとって求めます。
Aの終点は0+3=3日です。
B・Eが合流する点は、3+6=9日と3+5=8日の大きいほうで9日です。
Gの終点は9+11=20日です。
Dの開始点は、Fの3+14=17日、Cの9+8=17日、Gからのダミーの20日の最大で20日です。
Iの開始点は、Dの20+6=26日と、Hの9+15=24日の大きいほうで26日です。
終了は26+5=31日です。
クリティカルパスはA、B、G、D、Iで、3+6+11+6+5=31日です。
【選択肢別解説】
1:× 27日は、A、E、C、D、Iの経路の日数(3+5+8+6+5)です。
最長の経路は31日かかるので、27日では終了できません。
2:× 28日は、F経由の3+14+6+5=28日です。
合流点では最も遅い経路に合わせる必要があり、G経由の経路のほうが長くなります。
3:× 29日は、H経由の3+6+15+5=29日です。
Iの開始点では、D経由の26日がH経由の24日より遅いので、この値にはなりません。
4:○ 最も長い経路A、B、G、D、Iの合計が31日なので、最短日数は31日です。
【ポイント】
最短日数は、開始から終了までで最も時間のかかる経路(クリティカルパス)の長さです。
ダミー作業は日数0ですが、作業の順序関係を表すので、合流点の計算に必ず含めます。