修了試験 2011-07-02実施分 基本情報技術者試験 問58
ITIL v2において,日々のITサービス運営手法を示したサービスサポートに分類されている5プロセスと1機能を一覧表にまとめたとき,表中のaに該当するプロセスはどれか。 種別|名称|概要/プロセス|インシデント管理|発生したインシデントに対し,可能な限り迅速に通常のサービス運用を回復して,ビジネスへの悪影響を最小限に抑える。 /|a|インシデントや問題の根本原因を特定し,事業に対する悪影響を最小限に抑制し,また再発を防止する。 /|構成管理|構成管理データベースを用いてITサービス提供に必要な構成アイテム(CI)を常に正しく把握し,各プロセスに効果的な情報を提供する。 /|変更管理|変更要求(RFC)の内容について,変更に伴う影響を検証してインパクトや優先度の評価を行い,認可又は却下を決定する。 /|リリース管理|承認の得られたコンポーネントを,正しい場所に,適切な時期にリリースする。 /機能|サービスデスク|ITサービスを利用する顧客とITサービスを提供する組織との間の一元的な窓口として活動する。
正答4
解説
正解は4です。 ITIL(Information Technology Infrastructure Library)v2のサービスサポートは、日々のITサービスの運営を扱う領域です。 インシデント管理、問題管理、構成管理、変更管理、リリース管理の5プロセスと、サービスデスクの1機能で構成されます。 表のaは、インシデントや問題の根本原因を特定して再発を防止するプロセスです。 【選択肢別解説】 1:× ITサービス継続性管理は、災害などが起きてもITサービスを継続できるよう備えるプロセスです。 中長期の計画を扱うサービスデリバリに分類されます。 2:× 可用性管理は、ITサービスを必要なときに利用できる状態を維持するプロセスです。 サービスデリバリに分類されます。 3:× サービスレベル管理は、顧客と合意したサービスレベル(SLA)を維持し改善するプロセスです。 サービスデリバリに分類されます。 4:○ 問題管理は、インシデントの根本原因を特定し、恒久的な対策によって再発を防止するプロセスです。 サービスサポートに属し、表のaの概要と一致します。 【ポイント】 インシデント管理は「とにかく早くサービスを元に戻す」こと、問題管理は「根本原因を突き止めて再発を防ぐ」ことが目的です。 この2つの違いは頻出です。まとめて解く
修了試験 2011-07-02実施分を通しで解く(80問)→