修了試験 2011-07-02実施分 基本情報技術者試験 問59
次の処理条件でサーバ上のファイルを磁気テープにバックアップするとき,バックアップの運用に必要な磁気テープは何本か。 〔処理条件〕 (1) 毎月初日(1日)にフルバックアップを取る。 フルバックアップは1回につき1本の磁気テープを必要とする。 (2) フルバックアップを取った翌日から次のフルバックアップまでは,毎日,差分バックアップを取る。 差分バックアップは,差分バックアップ用として別の磁気テープに追記し,1か月分が1本に記録できる。 (3) 常に6か月前の同一日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できることを保証する。 ただし,6か月前の同一日が存在しない場合は,当該月の月末日以降のデータについて,指定日の状態にファイルを復元できることを保証する(例:10月31日の場合は,4月30日以降のデータについて,指定日の状態にファイルを復元できることを保証する)。
正答3
解説
正解は3です。 ある日の状態に復元するには、その月の1日のフルバックアップと、その月の差分バックアップのテープが必要です。 差分バックアップは、直前のフルバックアップからの変更分をすべて記録するので、この2本で月内のどの日にも戻せます。 そこで、6か月前の同一日までさかのぼるのに、何か月分のテープを保持する必要があるかを考えます。 【計算】 例えば10月15日の時点では、4月15日以降のどの日にも復元できる必要があります。 4月15日に戻すには、4月のフルバックアップと4月の差分バックアップのテープが必要です。 したがって、4月から当月の10月までの7か月分を保持しなければなりません。 フルバックアップ用のテープは、1か月1本で7本です。 差分バックアップ用のテープも、1か月1本で7本です。 合計は7+7=14本です。 11月1日になると、保証の範囲は5月1日以降になるので、4月の2本を11月用に再利用できます。 【選択肢別解説】 1:× 12本は、6か月分(6か月×2本)しか保持しない場合の本数です。 当月分を含めていないので、6か月前の同一日に復元できません。 2:× 13本は、フルバックアップと差分バックアップのどちらかが1か月分不足します。 7か月分の両方のテープを保持する必要があります。 3:○ 当月を含む7か月分について、フルバックアップ用7本と差分バックアップ用7本を保持するので、14本です。 4:× 15本は、必要な14本より1本多くなります。 保証の範囲を外れた月のテープは翌月に再利用できるので、予備は必要ありません。 【ポイント】 差分バックアップからの復元には「フルバックアップ+最新の差分」の2つが必要です。 「6か月前まで」は、当月を含めると7か月分になる点に注意しましょう。まとめて解く
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