修了試験 2012-06-24実施分 基本情報技術者試験 問30
次のような繰返し構造をもったデータを,第3正規形に正規化したものはどれか。 ここで,図の下線部分及び(主キー)を付けた項目は主キーを表す。 また,単位と単価は商品コードごとに決まるものとする。 〔元データ〕伝票番号(主キー),日付,顧客コード,顧客名,住所,(繰返し部:商品コード,単位,数量,単価)×n

正答2
解説
正解は2です。 繰返し項目を含むデータを、第3正規形にした結果を選ぶ問題です。 図では、元のデータは伝票番号(主キー)、日付、顧客コード、顧客名、住所と、商品コード・単位・数量・単価の繰返しから成ります。 第3正規形にするには、繰返しの除去、部分関数従属の除去、推移的関数従属の除去の3段階を行います。 従属関係は次のとおりです。 日付と顧客コードは、伝票番号で決まります。 顧客名と住所は、顧客コードで決まります。 単位と単価は、商品コードで決まります。 数量は、伝票番号と商品コードの組で決まります。 【選択肢別解説】 1:× 選択肢1(図のア)では、3番目の表の主キーが伝票番号、日付、商品コードの三つになっています。 日付は伝票番号だけで決まるので、主キーに含めるべき項目ではありません。 明細の行ごとに同じ日付が重複して記録され、第3正規形になっていません。 2:○ 選択肢2(図のイ)では、伝票の表(伝票番号、日付、顧客コード)、顧客の表、明細の表(伝票番号と商品コードが主キー、数量)、商品の表に分かれています。 すべての項目が主キーだけに直接従属しており、第3正規形です。 3:× 選択肢3(図のウ)では、最初の表に顧客名と住所が残っています。 顧客名と住所は顧客コードを経由して伝票番号に従属する推移的関数従属なので、第2正規形にとどまります。 4:× 選択肢4(図のエ)では、明細の表に単位と単価が残っています。 単位と単価は主キーの一部の商品コードだけで決まる部分関数従属なので、第1正規形にとどまります。 【ポイント】 繰返しの除去で第1正規形、部分関数従属の除去で第2正規形、推移的関数従属の除去で第3正規形になります。 「主キーの一部で決まる項目」と「主キー以外の項目で決まる項目」を探すのがコツです。まとめて解く
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