修了試験 2012-12-16実施分 基本情報技術者試験 問75
製品M,Nを,機械P,Qによる2工程で生産している。 表は,各製品を1単位生産するために要する各機械の所要時間,及び各製品の1単位当たりの販売利益を示す。 機械P,Qの月間稼働可能時間はいずれも200時間である。 販売利益が最大となるように製品M,Nを生産し,全てを販売したときの販売利益は何万円か。 ここで,製品M,Nともに生産工程の順番に制約はなく,どちらの機械を先に使用しても製品は生産できるものとする。 |機械P|機械Q|単位当たり販売利益/製品M|30分|20分|2,500円/製品N|15分|30分|3,000円
正答3
解説
正解は3です。 2つの機械の稼働時間に制約がある中で、利益を最大にする生産量を求める線形計画法の問題です。 製品Mの生産量をm、製品Nの生産量をnとして、制約条件を式にします。 【計算】 各機械の月間稼働時間は200時間×60分=12,000分です。 機械Pの制約は、30m+15n≦12,000です。 両辺を15で割ると、2m+n≦800です。 機械Qの制約は、20m+30n≦12,000です。 両辺を10で割ると、2m+3n≦1,200です。 2つの式を等式として連立し、下の式から上の式を引くと、2n=400です。 したがってn=200で、2m=800-200=600よりm=300です。 このときの利益は、300×2,500+200×3,000=750,000+600,000=1,350,000円です。 ほかの頂点では、m=400、n=0のとき1,000,000円です。 m=0、n=400のとき1,200,000円です。 最大の販売利益は1,350,000円で、135万円です。 【選択肢別解説】 1:× 110万円は、どの頂点の値とも一致しません。 最大値は2つの制約式の交点で得られます。 2:× 120万円は、製品Nだけを400個作った場合の利益です。 機械Pに余裕が残り、最大にはなりません。 3:○ 2つの制約式の交点m=300、n=200で、利益は135万円となり最大です。 4:× 140万円を得るには、機械Pか機械Qの稼働時間が足りません。 制約を満たす範囲では実現できません。 【ポイント】 線形計画法では、最大値は制約条件で囲まれた領域の頂点のどれかで得られます。 頂点を列挙して利益を比べれば、確実に最大値を見つけられます。まとめて解く
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