修了試験 2014-01-26実施分 基本情報技術者試験 問74
ある単体テスト工程では,1,000ステップ当たりのバグ摘出率はほぼ正規分布になることが分かっている。 チーム別のバグ摘出率をヒストグラムで表したところ,バグ摘出率が高いことを嫌ってデータを意図的に操作し,管理値内に収めてしまったチームがあることが推測できた。 これに該当するヒストグラムはどれか。 ここで,SLは管理下限,SUは管理上限を表す。

正答3
解説
正解は3です。 バグ摘出率は正規分布になることがわかっているので、本来のヒストグラムは中央が高い左右対称の山になるはずです。 データを操作してSU(管理上限)を超えないようにすると、SUの外側のデータがSUの内側に押し込まれます。 その結果、SUのすぐ内側に度数が集まり、SUの位置で分布が急に途切れた形になります。 【選択肢別解説】 1:× 選択肢1(図のア)は、SLとSUの間に左右がほぼ対称な山があり、中央で最も高くなっています。 正規分布に近い自然な形で、操作の跡は見られません。 2:× 選択肢2(図のイ)は、中央が高い山型で、両側の裾がSLの外側とSUの外側まで伸びています。 管理値を外れたデータもそのまま残っているので、管理値内に収める操作はされていません。 3:○ 選択肢3(図のウ)は、SL側が低くSU側に向かって度数が増え、SUの少し内側で最も高くなっています。 SUの位置で分布が切れており、上限を超えるデータを内側に寄せた操作が推測できます。 4:× 選択肢4(図のエ)は、山が二つある分布で、SLとSUの外側にもデータがあります。 性質の異なる2つのグループが混ざった場合に見られる形で、管理値内に収める操作の形ではありません。 【ポイント】 ヒストグラムが規格の限界で絶壁のように切れている形は、データの操作や選別を疑うサインです。 二つの山がある形は、異なる母集団が混在しているサインと読み取ります。まとめて解く
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