修了試験 2014-06-22実施分 基本情報技術者試験 問77
製品M,Nを,機械P,Qによる2工程で生産している。 表は,各製品を1単位生産するために要する各機械の所要時間,及び各製品の1単位当たりの販売利益を示す。 機械P,Qの月間稼働可能時間はいずれも200時間である。 販売利益が最大となるように製品M,Nを生産し,すべてを販売したときの販売利益は何万円か。 ここで,製品M,Nともに生産工程の順番に制約はなく,どちらの機械を先に使用しても製品は生産できるものとする。 |機械P|機械Q|単位当たり販売利益/製品M|30分|20分|2,500円/製品N|15分|30分|3,000円
正答3
解説
正解は3です。 製品Mをm単位、製品Nをn単位生産するとして、機械の稼働時間の制約を式にします。 月間の稼働可能時間200時間は、200×60=12,000分です。 制約を満たす範囲で、販売利益が最大になる組合せを求めます(線形計画法)。 【計算】 機械Pの制約は、30m+15n≦12,000です。 機械Qの制約は、20m+30n≦12,000です。 機械Pの式を2倍すると、60m+30n=24,000です。 これから機械Qの式を引くと、40m=12,000で、m=300です。 m=300を機械Qの式に代入すると、6,000+30n=12,000で、n=200です。 このときの販売利益は、2,500×300+3,000×200=750,000+600,000=1,350,000円です。 Mだけを作る場合は、機械Pの制約からm=400で、利益は2,500×400=100万円です。 Nだけを作る場合は、機械Qの制約からn=400で、利益は3,000×400=120万円です。 したがって、最大の販売利益は135万円です。 【選択肢別解説】 1:× 110万円は、どの頂点の利益とも一致せず、最大値でもありません。 2:× 120万円は、製品Nだけを400単位作った場合の利益です。 Mと組み合わせればさらに利益を増やせます。 3:○ 機械P、Qの稼働時間をともに使い切るm=300、n=200のとき、販売利益は最大の135万円になります。 4:× 140万円を得るには、機械の稼働可能時間を超えて生産する必要があります。 制約を満たす範囲では達成できません。 【ポイント】 線形計画法では、利益が最大になるのは制約式で囲まれた範囲の頂点のどれかです。 各頂点の利益を計算して比べれば答えが求まります。まとめて解く
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