修了試験 2014-12-21実施分 基本情報技術者試験 問78
ある商品の前月繰越と受払いが表のとおりであるとき,先入先出法によって算出した当月度の売上原価は何円か。 日付|摘要|受払個数:受入|受払個数:払出|単価(円)/1日|前月繰越|100||200/5日|仕入|50||215/15日|売上||70|/20日|仕入|100||223/25日|売上||60|/30日|翌月繰越||120|
正答2
解説
正解は2です。 先入先出法は、先に仕入れた商品から順に払い出したとみなして、売上原価を計算する方法です。 払い出すたびに、残っている商品のうち古い単価のものから使います。 【計算】 1日の前月繰越は100個で、単価200円です。 5日の仕入は50個で、単価215円です。 15日の売上70個は、最も古い200円の商品から払い出します。 15日の売上原価=70×200=14,000円です。 この時点の残りは、200円が30個、215円が50個です。 20日の仕入は100個で、単価223円です。 25日の売上60個は、200円の30個と、215円の30個から払い出します。 25日の売上原価=30×200+30×215=6,000+6,450=12,450円です。 当月の売上原価=14,000+12,450=26,450円です。 残りは215円が20個と223円が100個の計120個で、翌月繰越120個と一致します。 【選択肢別解説】 1:× 26,290円は先入先出法の結果と一致しません。 受入の総額53,050円から、翌月繰越120個をすべて最新の単価223円(26,760円)とみなして差し引いた値に当たります。 223円の商品は100個しかないので、この評価は誤りです。 2:○ 古い単価から順に払い出して計算すると、売上原価は26,450円になります。 3:× 27,250円は、仕入のたびに平均単価を計算し直す移動平均法で求めた値です。 5日の仕入後の平均単価205円、20日の仕入後の平均単価215円を使うとこの値になります。 4:× 27,586円は、当月の受入全体の平均単価212.2円で計算する総平均法の値です。 53,050円÷250個=212.2円に、払出130個を掛けると27,586円になります。 【ポイント】 先入先出法は古いものから、移動平均法は仕入のたびの平均単価で、総平均法は期間全体の平均単価で計算します。 物価が上がっているときは、先入先出法の売上原価が最も小さくなります。まとめて解く
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