修了試験 2014-12-21実施分 基本情報技術者試験 問80
製造物責任法の対象となる制御用ソフトウェアの不具合はどれか。 ここで,制御用ソフトウェアはエレベータの制御装置に組み込まれているものとする。
正答4
解説
正解は4です。 製造物責任法(PL法)は、製造物の欠陥によって人の生命・身体・財産に損害が生じたときの、製造業者等の損害賠償責任を定めた法律です。 対象となる製造物は、製造または加工された動産です。 ソフトウェア単体は動産ではありませんが、エレベータの制御装置に組み込まれていれば、エレベータという製造物の欠陥として扱われます。 【選択肢別解説】 1:× 待ち時間が長くなることは、性能や使い勝手の問題です。 生命・身体・財産への損害が生じていないので、PL法の対象になりません。 2:× 可動部分の交換が早まる損害は、エレベータそのものにとどまる損害です。 PL法では、損害がその製造物だけに生じた場合は対象外とされています。 3:× 出荷作業の遅延は、メーカ自身の業務上の問題です。 製造物の欠陥によって利用者などに損害が生じたものではありません。 4:○ 制御用ソフトウェアの不具合がエレベータの欠陥となり、人的被害を伴う事故を起こした場合は、PL法の対象になります。 【ポイント】 PL法では、被害者は製造業者の過失ではなく、製造物の欠陥を証明すれば損害賠償を請求できます。 「拡大損害(人や他の財産への被害)があるか」が対象となるかどうかの判断の目安です。まとめて解く
修了試験 2014-12-21実施分を通しで解く(80問)→