修了試験 2016-01-24実施分 基本情報技術者試験 問18
次の仕様のバックアップシステムにおいて,金曜日に変更されたデータの増分バックアップを取得した直後に磁気ディスクが故障した。 修理が完了した後,データを復元するのに必要となる時間は何秒か。 ここで,増分バックアップは直前に行ったバックアップとの差分だけをバックアップする方式であり,金曜日に変更されたデータの増分バックアップを取得した磁気テープは取り付けられた状態であって,リストア時には曜日ごとの磁気テープに取り替える必要がある。 また,仕様に示された以外の時間は無視する。 〔バックアップシステムの仕様〕バックアップ媒体|磁気テープ(各曜日ごとの7本を使用)/フルバックアップを行う曜日|毎週日曜日/増分バックアップを行う曜日|月曜日〜土曜日の毎日/フルバックアップのデータ量|100Gバイト/磁気テープからのリストア時間|10秒/Gバイト/磁気テープの取替え時間|100秒/本/変更されるデータ量|5Gバイト/日
正答4
解説
正解は4です。 増分バックアップでは、直前のバックアップからの変更分が曜日ごとに別のテープに記録されます。 金曜日の時点まで復元するには、日曜日のフルバックアップを戻したあと、月〜金曜日の増分を順に戻す必要があります。 現在は金曜日のテープが取り付けられているので、最初に日曜日のテープへ取り替えるところから始まります。 【計算】 フルバックアップのリストア時間は、100Gバイト×10秒=1,000秒です。 増分1日分のリストア時間は、5Gバイト×10秒=50秒です。 月〜金曜日の5日分では、50秒×5=250秒です。 テープの取替えは日・月・火・水・木・金曜日の6回で、100秒×6=600秒です。 合計は、1,000+250+600=1,850秒です。 【選択肢別解説】 1:× 1,250秒は、リストア時間(1,000+250)だけの値です。 テープの取替え時間の600秒が抜けているので誤りです。 2:× 1,450秒は、テープの取替え時間を少なく見積もった値です。 日曜日から金曜日まで6回の取替えが必要で、正しくは1,850秒です。 3:× 1,650秒も、取替えの回数を少なく数えた値です。 取り付けたままの金曜日のテープも、順番が来るまで外すので取替えは6回になります。 4:○ リストア時間1,250秒と、6回の取替え時間600秒の合計が1,850秒です。 条件をすべて反映しているので正しいです。 【ポイント】 増分バックアップは取得が速い代わりに、復元ではフルと全部の増分を順に戻すため時間がかかります。 差分バックアップなら、フルと最新の差分の2本で復元できるという対比も頻出です。まとめて解く
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