修了試験 2018-01-28実施分 基本情報技術者試験 問35
地上から高度約36,000kmの静止軌道衛星を中継して,地上のA地点とB地点で通信をする。 衛星とA地点,衛星とB地点の距離がどちらも37,500kmであり,衛星での中継による遅延を10ミリ秒とするとき,Aから送信し始めたデータがBに到達するまでの伝送遅延時間は何秒か。 ここで,電波の伝搬速度は3×10^8m/秒とする。
正答2
解説
正解は2です。 静止衛星を中継する通信で、A地点からB地点までの伝送遅延時間を求める問題です。 伝送遅延は、電波が伝わる時間と衛星での中継遅延の合計です。 【計算】 電波が進む距離は、A地点から衛星までの37,500kmと、衛星からB地点までの37,500kmの合計で、75,000kmです。 75,000kmをメートルに直すと、7.5×10^7mです。 伝搬時間は、7.5×10^7÷(3×10^8)=0.25秒です。 中継遅延の10ミリ秒は0.01秒なので、0.25+0.01=0.26秒です。 【選択肢別解説】 1:× 0.13秒は、片道37,500kmの伝搬時間0.125秒に中継遅延0.01秒を加えた値に近く、衛星からB地点までの伝搬時間が抜けています。 2:○ Aから衛星、衛星からBまでの合計75,000kmの伝搬時間0.25秒に、中継遅延0.01秒を加えた値です。 3:× 0.35秒は、中継遅延の10ミリ秒を0.1秒と取り違えた値です。 伝搬時間0.25秒に0.1秒を足すと0.35秒になります。 正しくは、10ミリ秒は0.01秒です。 4:× 0.52秒は0.26秒の2倍で、往復の時間に当たります。 問われているのはAからBへの片方向の到達時間です。 【ポイント】 高度36,000kmではなく、問題文で与えられた衛星と各地点との距離を使う点に注意します。 単位をkmからmにそろえてから、伝搬速度で割ります。まとめて解く
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