修了試験 2018-07-22実施分 基本情報技術者試験 問17
仮想記憶システムにおいて主記憶の容量が十分でない場合,プログラムの多重度を増加させるとシステムのオーバヘッドが増加し,アプリケーションのプロセッサ使用率が減少する状態を表すものはどれか。
正答1
解説
正解は1です。 仮想記憶では、主記憶に収まらない部分を補助記憶に置き、必要なページを入れ替えて実行します。 主記憶が足りないのに多重度を上げると、ページの入替えが頻発して処理が進まなくなります。 【選択肢別解説】 1:○ スラッシングは、ページングが過度に発生してシステムのオーバヘッドが増え、アプリケーションのプロセッサ使用率が下がる現象です。 問題文の状態そのものです。 2:× フラグメンテーションは、記憶領域の割当てと解放を繰り返すうちに、細切れの空き領域が生じる現象です。 多重度の増加によるオーバヘッドの増大とは別のものです。 3:× ページングは、主記憶と補助記憶の間でページを入れ替える通常の仕組みです。 過度に発生して性能が落ちた状態を、特にスラッシングと呼びます。 4:× ボトルネックは、システム全体の性能を制約している部分を指す一般的な言葉です。 問題文の仮想記憶特有の現象の名前ではありません。 【ポイント】 スラッシングの対策は、主記憶の増設や多重度の抑制です。 ページング自体は正常な動作で、過剰になるとスラッシングになると区別しましょう。まとめて解く
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