修了試験 2019-01-27実施分 基本情報技術者試験 問17
仮想記憶方式のコンピュータシステムにおいて,処理の多重度を増やしたところ,ページイン,ページアウトが多発して,システムの応答速度が急激に遅くなった。 このような現象を何というか。
正答2
解説
正解は2です。 仮想記憶で処理の多重度を上げすぎたときに起きる現象を問う問題です。 主記憶が足りなくなると、ページの入れ替えばかりが発生して本来の処理が進まなくなります。 【選択肢別解説】 1:× オーバレイは、主記憶より大きなプログラムを複数の部分に分け、必要な部分だけを順に読み込んで実行する手法です。 性能低下の現象ではありません。 2:○ スラッシングは、ページイン・ページアウトが多発して、処理時間の大半がページングに費やされる現象です。 その結果、システムの応答速度やスループットが急激に低下します。 3:× メモリコンパクションは、主記憶に散らばった空き領域を一か所に集める操作です。 断片化を解消するための手法で、問題文の現象とは異なります。 4:× ロールアウトは、実行中のプログラムを一時的に補助記憶へ退避させる操作です。 優先度の高い処理に主記憶を明け渡すための仕組みで、問題文の現象を指す言葉ではありません。 【ポイント】 スラッシングを解消するには、多重度を下げるか、主記憶を増設してページ置換の頻度を減らします。まとめて解く
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