修了試験 2019-07-28実施分 基本情報技術者試験 問77
品質管理における検査特性曲線(OC曲線)は,通常,横軸にロットの不良率を,縦軸にはロットの合格率を目盛ったものである。 大きさNのロットから,大きさnのサンプルを抜き取り,このサンプル中に見いだされた不良個数が合格判定個数c以下のときはロットを合格とし,cを超えたときはロットを不合格とする。 Nとnを一定にしてcを0,1,2と変えたときの,OC曲線の変化の傾向を表す図はどれか。

正答2
解説
正解は2です。 OC曲線(検査特性曲線)は、ロットの不良率ごとに、そのロットが合格になる確率を表した曲線です。 不良率が0なら必ず合格し、不良率が高くなるほど合格率が下がります。 合格判定個数cを大きくすると、不良品を多く見つけても合格になるので、同じ不良率でも合格率が上がります。 【選択肢別解説】 1:× 選択肢1(図のア)は、3本の曲線が交わらず、右外側からc=0、c=1、c=2の順に並んでいます。 これではc=0の合格率が最も高いことになり、cが大きいほど合格しやすいという性質と逆です。 2:○ 選択肢2(図のイ)は、3本の曲線が交わらず、右外側からc=2、c=1、c=0の順に並んでいます。 c=0の曲線が最も早く下がり、c=2の曲線が最も右側をゆっくり下がります。 どの不良率でもcが大きいほど合格率が高く、正しい傾向を表しています。 3:× 選択肢3(図のウ)は、3本の曲線が1点で交わっています。 cを大きくすると、すべての不良率で合格率が上がるので、曲線どうしが交わることはありません。 4:× 選択肢4(図のエ)も、3本の曲線が1点で交わっています。 さらに交点より右でc=0が最も外側にあり、cが大きいほど合格しやすいという性質とも合いません。 【ポイント】 cを大きくすると、悪いロットでも合格しやすくなり、買い手の危険(消費者危険)が大きくなります。 逆にcを小さくすると、良いロットが不合格になる生産者危険が大きくなります。まとめて解く
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