修了試験 2020-06-14実施分 基本情報技術者試験 問15
キャッシュサーバを利用した検索処理の平均応答時間は,キャッシュサーバでヒットした場合には0.2秒,ヒットしない場合には2.2秒である。 現在の平均検索応答時間は,1.0秒である。 3年後のキャッシュサーバのヒット率は,検索量の増加によって現状の半分になると予測されている。 3年後の平均検索応答時間は何秒か。 ここで,その他のオーバヘッドは考慮しない。
正答3
解説
正解は3です。 キャッシュのヒット率と平均応答時間の関係を使う計算問題です。 平均応答時間は「ヒット時間×ヒット率+ミス時間×(1−ヒット率)」で求めます。 まず現在の平均応答時間から現在のヒット率を逆算します。 【計算】 現在のヒット率をpとすると、0.2p+2.2(1−p)=1.0 です。 展開すると、2.2−2.0p=1.0 です。 よって、p=1.2÷2.0=0.6 です。 3年後のヒット率は半分なので、0.3です。 3年後の平均応答時間=0.2×0.3+2.2×0.7 です。 =0.06+1.54=1.6秒です。 【選択肢別解説】 1:× 1.1秒は、正しく計算した値より小さく、ヒット率の低下が十分に反映されていません。 正しくは1.6秒です。 2:× 1.3秒も正しい値より小さい値です。 ヒット率0.3で計算すると1.6秒になります。 3:○ 現在のヒット率0.6が0.3に下がると、平均応答時間は1.6秒になります。 4:× 1.9秒は正しい値より大きい値です。 ヒット率がさらに低い場合の値に相当し、本問の条件では1.6秒です。 【ポイント】 平均アクセス時間の問題は、未知数を置いて1次方程式を立てると確実に解けます。 ヒット率を「半分」にする対象は応答時間ではなくヒット率である点に注意します。まとめて解く
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