修了試験 2020-07-26実施分 基本情報技術者試験 問43
VPNで使用されるセキュアなプロトコルであるIPsec,L2TP,TLSの,OSI基本参照モデルにおける相対的な位置関係はどれか。

正答3
解説
正解は3です。 VPN(Virtual Private Network)で使うプロトコルが、OSI基本参照モデルのどの層で動作するかを問う問題です。 図では、上を上位層(アプリケーション層)、下を下位層(物理層)として、AからDの4通りの積み順が示されています。 Aは上からIPsec、L2TP、TLSの順です。 Bは上からIPsec、TLS、L2TPの順です。 Cは上からTLS、IPsec、L2TPの順です。 Dは上からTLS、L2TP、IPsecの順です。 【各プロトコルの層】 TLS(Transport Layer Security)は、トランスポート層の上で動作し、アプリケーションの通信を暗号化します。 IPsec(IP Security)は、ネットワーク層でIPパケットを暗号化します。 L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)は、名前のとおりデータリンク層(第2層)のトンネリングを行います。 したがって上から、TLS、IPsec、L2TPの順になります。 【選択肢別解説】 1:× 選択肢1(図のA)は、TLSを最も下に置いています。 TLSはトランスポート層の上で動作するので、三つの中で最も上位です。 2:× 選択肢2(図のB)は、IPsecをTLSより上に置いています。 IPsecはネットワーク層なので、TLSより下位です。 3:○ 選択肢3(図のC)は、上からTLS、IPsec、L2TPの順で、各プロトコルの層と一致します。 4:× 選択肢4(図のD)は、L2TPをIPsecより上に置いています。 L2TPはデータリンク層なので、ネットワーク層のIPsecより下位です。 【ポイント】 L2TPは暗号化の機能を持たないので、IPsecと組み合わせたL2TP/IPsecとして使われることが多いです。 プロトコル名に含まれる「L2」や「Transport」が、層を見分ける手がかりになります。まとめて解く
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