修了試験 2020-12-13実施分 基本情報技術者試験 問35
攻撃者が用意したサーバXのIPアドレスが,A社WebサーバのFQDNに対応するIPアドレスとして,B社DNSキャッシュサーバに記憶された。 これによって,意図せずサーバXに誘導されてしまう利用者はどれか。 ここで,A社,B社の各従業員は自社のDNSキャッシュサーバを利用して名前解決を行う。
正答2
解説
正解は2です。 この問題は、DNSキャッシュポイズニングと呼ばれる攻撃の影響範囲を問うものです。 B社のDNSキャッシュサーバに、A社WebサーバのFQDN(Fully Qualified Domain Name:完全修飾ドメイン名)に対して偽のIPアドレス(サーバX)が記憶されています。 このキャッシュサーバを使って名前解決するのはB社の従業員だけです。 【選択肢別解説】 1:× A社の従業員はA社のDNSキャッシュサーバで名前解決するので、B社のキャッシュの汚染の影響を受けません。 正しいA社Webサーバに接続できます。 2:○ B社の従業員がA社Webサーバにアクセスしようとすると、汚染されたB社のキャッシュから偽のIPアドレスが返ります。 その結果、サーバXに誘導されます。 3:× A社の従業員はA社のキャッシュサーバを使い、また汚染されたのはA社WebサーバのFQDNの情報です。 B社Webサーバへのアクセスには影響しません。 4:× B社のキャッシュサーバで汚染されたのは、A社WebサーバのFQDNの情報だけです。 B社Webサーバの名前解決は正しく行われます。 【ポイント】 DNSキャッシュポイズニングの被害を受けるのは、「汚染されたキャッシュサーバを使う利用者」が「汚染された名前」にアクセスする場合です。 対策として、DNSの応答に電子署名を付けるDNSSEC(DNS Security Extensions)があります。まとめて解く
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