修了試験 2021-01-24実施分 基本情報技術者試験 問26
図のデータモデルを三つの表で実装する。 このとき,“A社への売上50,000円を,2020年4月4日に現金勘定に計上した”ことを記録する“移動”表のa,bの適切な組合せはどれか。 ここで,モデルの表記にはUMLを用いる。

正答4
解説
正解は4です。 図のデータモデルは複式簿記を表しています。 「勘定」と「会計取引」は多対多の関係で、その関連が「移動」表として実装され、金額と借方・貸方の区別を持ちます。 図の制約により、1つの会計取引の借方の合計と貸方の合計は一致しなければなりません。 【図の読み取り】 「会計取引」表で、取引番号0122は計上日2020-04-04、摘要A社の取引です。 「移動」表には、取引番号0122について、勘定コード208(売上)、貸方、50,000円の行がすでにあります。 空欄a、bの行も取引番号0122、金額50,000円です。 借方と貸方の合計を一致させるには、空欄の行は借方でなければなりません。 現金で受け取った売上なので、勘定は現金(勘定コード510)です。 したがって、a=510、b=借方です。 【選択肢別解説】 1:× a=208、b=貸方では、売上の貸方が2行になります。 借方が0円となり、借方と貸方の合計が一致しないので制約に反します。 2:× a=208、b=借方では、売上の借方と貸方が相殺されるだけです。 現金勘定への計上が記録されません。 3:× a=510、b=貸方では、借方の行が無くなり、制約に反します。 現金が貸方に来ると現金の減少を意味し、取引内容とも合いません。 4:○ a=510(現金)、b=借方なら、借方50,000円と貸方50,000円が一致します。 現金の増加と売上の発生を正しく表しています。 【ポイント】 複式簿記では、資産の増加は借方、収益の発生は貸方に記入します。 参考として、取引番号0124は旅費(812)が借方、現金(510)が貸方で、現金で旅費を支払った取引です。まとめて解く
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