修了試験 2021-07-25実施分 基本情報技術者試験 問43
ワームの検知方式の一つとして,検査対象のファイルからSHA-256を使ってハッシュ値を求め,既知のワーム検体ファイルのハッシュ値のデータベースと照合する方式がある。 この方式によって,検知できるものはどれか。
正答1
解説
正解は1です。 SHA-256(Secure Hash Algorithm 256)などのハッシュ関数は、入力が1ビットでも違えば、まったく異なるハッシュ値を出力します。 ハッシュ値の一致で検知できるのは、検体とまったく同じファイルだけです。 【選択肢別解説】 1:○ 検体と同一のワームであれば、ファイルの内容が完全に同じなので、ハッシュ値も一致します。 この方式で検知できるのは、このような同一のワームです。 2:× 特徴的なコード列が同じでも、ほかの部分が少しでも違えばハッシュ値は異なります。 特徴的なコード列で検知するのは、パターンマッチング方式です。 3:× ファイルサイズが同じでも、内容が違えばハッシュ値は異なります。 ファイルサイズは照合に使っていません。 4:× 亜種は検体を一部改変したもので、内容が異なるのでハッシュ値が一致しません。 亜種の検知には、パターンマッチングや振る舞い検知などが必要です。 【ポイント】 ハッシュ値による照合は、誤検知が少ない反面、少しでも改変された亜種は見逃します。 未知のワームや亜種には、プログラムの動作を監視するビヘイビア法(振る舞い検知)が有効です。まとめて解く
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