修了試験 2022-06-12実施分 基本情報技術者試験 問53
プロジェクトのスケジュールを短縮したい。 当初の計画は図1のとおりである。 作業Eを作業E1,E2,E3に分けて,図2のとおりに計画を変更すると,スケジュールは全体で何日短縮できるか。

正答1
解説
正解は1です。 アローダイアグラムでは、開始から終了までの経路のうち、所要日数が最も長い経路(クリティカルパス)が全体の日数になります。 図1と図2で全経路の日数を比べ、全体の日数の差を求めます。 【計算】 図1の当初計画には、次の3つの経路があります。 A-B-D-Gは、5+8+7+7=27日です。 A-B-E-H-Iは、5+8+9+4+2=28日です。 A-C-F-H-Iは、5+7+5+4+2=23日です。 当初の全体の日数は、最長の28日です。 図2では、作業EがE1(3日)、E2(4日)、E3(2日)に分かれています。 E1とE2はBの終了後に並行して始まり、E2の終点からE1の終点へ点線のダミー作業が引かれています。 そのため、E3はE1とE2の両方が終わってから始まります。 B終了からE3開始までは、E1の3日とE2の4日の長いほうで4日です。 A-B-E2-ダミー-E3-H-Iは、5+8+4+0+2+4+2=25日です。 A-B-D-Gは27日、A-C-F-H-Iは23日で変わりません。 変更後の全体の日数は、最長の27日です。 短縮できる日数は、28-27=1日です。 【選択肢別解説】 1:○ 作業Eの経路は28日から25日に短くなりますが、今度はA-B-D-Gの27日が最長経路になります。 全体の短縮は28-27=1日です。 2:× 2日短縮すると全体は26日になりますが、A-B-D-Gの27日より短くはできません。 3:× 3日は、作業Eの経路だけを見た短縮日数(28日から25日)です。 全体の日数は最長経路で決まるので、A-B-D-Gの27日を考慮していません。 4:× 4日短縮すると全体は24日になりますが、変更しないA-B-D-Gの経路が27日あるので不可能です。 【ポイント】 クリティカルパス上の作業を短縮すると、別の経路が新たなクリティカルパスになることがあります。 短縮後は必ず全経路を計算し直してから全体の日数を判断します。まとめて解く
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