修了試験 2023-07-23実施分 基本情報技術者試験 問12
東京と福岡とを結ぶ実線の回線がある。 東京と福岡との間の信頼性を向上させるために,大阪を経由する破線の迂回回線を追加した。 迂回回線追加後における,東京と福岡との間の稼働率は幾らか。 ここで,回線の稼働率は,東京と福岡,東京と大阪,大阪と福岡との全てが0.9とする。

正答3
解説
正解は3です。 直列と並列を組み合わせたシステムの稼働率を求める問題です。 図では、東京と福岡を結ぶ実線の直通回線と、大阪を経由する破線の迂回回線(東京-大阪、大阪-福岡)が描かれています。 直通回線と迂回回線のどちらか一方が使えれば、東京と福岡は通信できます。 【計算】 迂回回線は2本の回線の直列なので、稼働率は0.9×0.9=0.81です。 直通回線(0.9)と迂回回線(0.81)は並列なので、両方が止まる確率は(1-0.9)×(1-0.81)です。 これは0.1×0.19=0.019です。 全体の稼働率は、1-0.019=0.981です。 【選択肢別解説】 1:× 0.729は0.9×0.9×0.9で、3本の回線をすべて直列につないだ場合の値です。 図の接続とは異なります。 2:× 0.810は大阪経由の迂回回線だけの稼働率です。 直通回線との並列を考慮していません。 3:○ 迂回回線の稼働率0.81と直通回線の稼働率0.9を並列として計算すると、0.981になります。 4:× 0.999は1-0.1×0.1×0.1で、3本の回線がそれぞれ単独で東京と福岡を結んでいる場合の値です。 迂回回線は2本がそろって初めて機能するので誤りです。 【ポイント】 直列は「稼働率の積」、並列は「1-(1-稼働率)の積」で求めます。 まず直列部分をまとめて1つの装置とみなし、次に並列を計算するのが定石です。まとめて解く
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