修了試験 2024-01-28実施分 基本情報技術者試験 問16
ワンチップマイコンにおける内部クロック発生器のブロック図を示す。 15MHzの発振器と,内部のPLL1,PLL2及び分周器の組合せでCPUに240MHz,シリアル通信(SIO)に115kHzのクロック信号を供給する場合の分周器の値は幾らか。 ここで,シリアル通信のクロック精度は±5%以内とする。

正答4
解説
正解は4です。 ブロック図からクロック信号の流れを読み取り、シリアル通信用の分周器の値を求める問題です。 図では、発振器の15MHzがPLL1(8逓倍)に入り、その出力が分岐してPLL2(2逓倍)と分周器に入ります。 PLL2の出力240MHzがCPUへ、分周器の出力がSIO(シリアル通信)へ供給され、SIOには115kHz(±5%)と書かれています。 逓倍は周波数を整数倍にすること、分周は周波数を整数分の1にすることです。 【計算】 PLL1の出力は、15MHz×8=120MHzです。 確認として、PLL2の出力は120MHz×2=240MHzとなり、図のCPUのクロックと一致します。 分周器には120MHz=120,000kHzが入力されます。 SIOの許容範囲は、115kHz×0.95=109.25kHzから、115kHz×1.05=120.75kHzまでです。 1/2^10の場合、120,000kHz÷1,024=117.1875kHzとなり、範囲に収まります。 【選択肢別解説】 1:× 1/2^4では、120,000kHz÷16=7,500kHzです。 115kHzより大幅に高く、許容範囲外です。 2:× 1/2^6では、120,000kHz÷64=1,875kHzです。 許容範囲を大きく上回ります。 3:× 1/2^8では、120,000kHz÷256=468.75kHzです。 これも許容範囲を上回ります。 4:○ 1/2^10では、117.1875kHzとなり、115kHzの±5%(109.25〜120.75kHz)の範囲に収まります。 【ポイント】 分周器の入力はPLL2の後ではなく、PLL1の出力120MHzである点を図から正しく読み取ることが重要です。 2^10=1,024は頻出の値なので、120MHz÷1,024≒117kHzをすぐ計算できるようにしましょう。まとめて解く
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