正答4
解説
正解は4です。
アベイラビリティ(稼働率)は、システムが使える時間の割合です。
MTBF(Mean Time Between Failures:平均故障間隔)とMTTR(Mean Time To Repair:平均修復時間)で表します。
【計算】
稼働率=MTBF÷(MTBF+MTTR)です。
MTBFとMTTRを1.5倍すると、1.5MTBF÷(1.5MTBF+1.5MTTR)となります。
分母を1.5でくくると、1.5MTBF÷{1.5×(MTBF+MTTR)}です。
分子と分母の1.5が約分され、MTBF÷(MTBF+MTTR)に戻ります。
したがって、稼働率は変わりません。
【選択肢別解説】
1:× 2/3は1.5の逆数です。
分子と分母が同じ比率で変わるので、稼働率が下がることはありません。
2:× 1.5倍は、分子のMTBFの倍率だけを見た誤りです。
分母のMTTRも同じく1.5倍になるので、比は変わりません。
3:× 2.25は1.5を2回掛けた値です。
分子と分母に同じ倍率が掛かることを見落としています。
4:○ 分子のMTBFと分母のMTBF+MTTRが同じ1.5倍になるので、比である稼働率は変わりません。
【ポイント】
稼働率はMTBFとMTTRの比だけで決まります。
両方が同じ倍率で変化しても稼働率は変わらず、MTBFを延ばすかMTTRを縮めると稼働率が上がります。