オンライントランザクション処理システムにおいて,1分当たりの平均トランザクション数が1,200件であり,1件のトランザクション処理で100万命令を実行する場合,CPU性能が100MIPSのコンピュータを使用したときのCPUの平均利用率は何%か。
正答4
解説
正解は4です。
CPUの平均利用率は、1秒当たりに必要な命令数を、CPUが1秒当たりに実行できる命令数で割って求めます。
MIPS(Million Instructions Per Second)は、1秒間に実行できる命令数を百万単位で表した指標です。
【計算】
1秒当たりのトランザクション数は、1,200件÷60秒=20件です。
1秒当たりに必要な命令数は、20件×100万命令=2,000万命令です。
100MIPSのCPUは、1秒間に1億命令を実行できます。
利用率は、2,000万÷1億=0.2で、20%です。
【選択肢別解説】
1:× 5%は、1秒当たり500万命令を処理する場合の利用率です。
実際に必要な命令数は2,000万命令なので誤りです。
2:× 10%は、1秒当たり1,000万命令を処理する場合の利用率です。
必要な命令数の半分しか見込んでいません。
3:× 15%は、1秒当たり1,500万命令を処理する場合の利用率です。
必要な2,000万命令より少なく見積もっています。
4:○ 1秒当たり2,000万命令を、1億命令の能力で処理するので、利用率は20%です。
【ポイント】
「分」と「秒」、「万」と「百万(M)」の単位をそろえることが計算の要点です。
100MIPS=1億命令/秒と言い換えてから計算すると間違えにくくなります。