正答4
解説
正解は4です。
ブロードキャストストームは、ネットワーク上でフレームが際限なく複製され、帯域を使い果たしてしまう現象です。
主な原因は、スイッチ間の配線がループ状になっていることです。
【選択肢別解説】
1:× 1台のルータに多くのPCがつながってアクセスが遅くなるのは、回線や機器の処理能力不足による輻輳です。
フレームが複製され続けるブロードキャストストームとは異なります。
2:× IPアドレスの重複は、通信相手を正しく特定できなくなるアドレス設定の問題です。
ループによるフレームの増殖とは原因も現象も異なります。
3:× 宛先MACアドレスがFF-FF-FF-FF-FF-FFのフレームが全PCに届くのは、ブロードキャストそのものの正常な動作です。
それだけでは通信障害にはなりません。
4:○ スイッチ間にループがあると、ブロードキャストフレームなどが転送のたびに複製され、ネットワーク内を回り続けます。
帯域が埋め尽くされ、通信が極端に遅くなったり、できなくなったりします。
【ポイント】
ブロードキャストストームを防ぐには、ループを論理的に遮断するSTP(Spanning Tree Protocol)を使います。
冗長な経路を残しつつ、普段は一部のポートを止めておく仕組みです。