正答4
解説
正解は4です。
NAPT(Network Address Port Translation)は、内部の複数のプライベートIPアドレスを、1つのグローバルIPアドレスとポート番号の組に変換する機能です。
外部から見えるのはファイアウォールのアドレスだけなので、内部のPCを直接指定して通信を始めることが難しくなります。
【選択肢別解説】
1:× 公開Webサーバの脆弱性を突く攻撃を防ぐのは、WAF(Web Application Firewall)などの役割です。
NAPTはアドレスを変換するだけで、通信内容の攻撃を検査しません。
2:× 内部への侵入を検知し、通信経路の途中で遮断するのは、IPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)の役割です。
NAPTには侵入を検知する機能はありません。
3:× 特定のWebアプリケーションを使うHTTP通信を検知して遮断するのは、URLフィルタリングやアプリケーション制御の機能です。
NAPTは通信の中身を見て判断しません。
4:○ NAPTでは、内部のPCのアドレスが外部に知られず、内部から始めた通信の応答しか通しません。
そのため、外部から利用者PCへ直接アクセスすることが難しくなります。
【ポイント】
NAPTはIPマスカレードとも呼ばれ、本来の目的はグローバルIPアドレスの節約です。
内部の構成を隠せることが、副次的なセキュリティ上の効果になります。