正答4
解説
正解は4です。
HTTPS(HTTP over TLS)は、通信内容を暗号化して盗聴や改ざんを防ぎます。
しかし、攻撃者がHTTPSを使うと、通信経路上の機器が中身を検査できなくなるという面もあります。
【選択肢別解説】
1:× HTTPSで暗号化されるのは通信経路上だけで、Webサーバに届いた時点で復号されます。
Webアプリケーションは入力をチェックできるので、HTTPSだからSQLインジェクション対策ができないわけではありません。
2:× Webブラウザでスクリプトを実行しない設定は、HTTPSの通信でも有効です。
HTTPSを使ったからといって、ブラウザの設定を無効にはできません。
3:× ログインの試行はWebアプリケーション側で復号後に把握できます。
HTTPSでもログイン失敗の回数を数えて、アカウントロックなどの対策を行えます。
4:○ 社内に仕掛けられたマルウェアがHTTPSで外部と通信すると、通信内容が暗号化されます。
ファイアウォールなどで中身を検査できないため、秘密情報が社外に送られても気付きにくくなります。
【ポイント】
暗号化された通信を検査するには、プロキシなどで一度復号して検査する「SSLインスペクション」という仕組みを使います。
HTTPSは盗聴を防ぐ技術であり、攻撃そのものを防ぐ技術ではない点に注意しましょう。